人生のバグに振り回されがちな人や、日常でクスッと笑って気分転換したい人へ。まじこの波乱万丈な実体験エピソードをお届け中!

第33話 青春の膝枕モテ期到来!?……と思いきや、まじこの本音は「お母さんからの脱出」やった

そんな中、修学旅行があったんよ。

不思議なもんで修学旅行があって、ある一部だけを覚えているんよ。
でもな、だれと同じ班だったかとか、だれと同じ部屋だったとかは全然思い出されへん。
どうやって決めたかもわからん。

お小遣いも3000円とかやったと思う。
覚えているのは汽車の旅だったこと、それから東京に行ったこと遊園地に行ったこと
ただ、それだけ。

まじこは汽車の中で、席が男の子と一緒だったのは覚えている。
そもそも班割りって男女別だったんかどうかもわからん。

ただ汽車の中で2〜3人の男子生徒と一緒で、1人だけまじこに甘えてくる男の子がいた。

普段まじこが漫画本を借りたり、おしゃべりしたりしてる子じゃなかった。
バスケ部に入っていて結構目立つ、モテる男の子や。
けどいままで、その子とはあんまり話したことがなかった。

その子がまじこの膝を枕にしたりして、どうやらまじこと仲良くしたかったんやろな。
なんだか甘酸っぱい思い出やな。

もう一人は、いつもその子にくっついてる腰ぎんちゃく少年。
この腰ぎんちゃく少年は、普段からまじこにちょっかいを出してくる不届きものやったから覚えている。
汽車の中は向かい合わせの4席で、もう一人が女の子だったか男の子だったかも思い出せない。

そして、豊島園(としまえん)に行ったのも覚えている。

お母さんから離れられる、今世紀最大の「安全地帯」

あっ!思い出したわ。

確か修学旅行にどこに行きたいかの希望を先生が聞いていて、クラスで話し合ってた。
先生たちが決めていたのは国会議事堂と皇居、東京タワーで、生徒たちは何かの歌番組をやっている公会堂と豊島園が圧倒的に多かったんや。

まじこは当時、すぐ乗り物酔いをしてしまう体質だったから、全然楽しみにしていなかった。
だから希望も出さなかった。
まじこにしてみたら、楽しみも希望もない修学旅行や。

だけど、楽しみだったことが一つだけある。
お母さんから離れられることだった。
もうこれは、今世紀最大の楽しみや。

まじこはアミューズメントパークが苦手で、人が多いこと、乗り物が多いことで、行きたくない場所の一つや。
今でもそれは変わらず、ディズニーランドとかディズニーシーとか、全くもって興味がない。

なんとなく、ぽつぽつ思い出してきたわ。

中学の修学旅行は団体行動が全部やった。
だから班とかはなくて、いつもみんな揃って並んで歩いてたわ。
部屋も先生が割り振りした部屋や。

まじこは3000円ものお小遣いは持たされなかった。
たしか、お爺ちゃんとおばちゃんから1000円ずつ頂いていた気がすんな〜。
だから、ただ列にくっついて歩く修学旅行やな。

親の元を離れて、少しだけ大人になるということ

修学旅行の楽しい思い出とか、お土産に何を買ったとか、そんな思い出ではないけれど、中学2年の修学旅行をすると、なんかちょっと大人になるという感じはあった。

先輩たちが修学旅行を終えると、なんだか急に大人になったように感じていたのは覚えている。

なんでやろ。親を離れてお泊りに行く。
しかも地元じゃない場所やったからかな。

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